知覚過敏について(歯がしみる)2

最近また「歯がしみちゃってね・・・」のご相談をよくいただきます。


いわゆる「知覚過敏」のことが多いのですが、「虫歯」の場合は、歯を削ったり、神経の処置をしたりして、速やかに収まることが多いのですが、実は原因によっては「知覚過敏」の方がやっかいなこともあります。

原因としては、
1,不適切なブラッシングによるもの
2,歯周病で歯ぐきがやせたもの
3,かみ合わせが原因であるもの

以上の3パターンがその多くを占めます。
1,の場合は、歯科医院で歯科衛生士さんにブラッシングを診てもらいましょう。磨き方を変えるだけで、収まっていきます。

2,の場合は、歯周病の治療が必要ですが、同時にブラッシングのチェックや、過敏になっている歯根面の保護が必要な場合もあります。知覚過敏用の薬を塗る場合もあります。

3,歯ぎしりや、咬みしめのクセにより、ダメージを受けているもの。歯の表面を保護するエナメル質にヒビが入ったり、神経に炎症が起きたりすることがあります。かみ合わせの力をバランスよくするために、マウスピースを作成して、ダメージを収めていく場合もあります。

このような原因が多くを占めますが、2,3,については、専門の処置を継続していく必要がありますので、より重傷であるとも言えます。

また、ご自分で処置できることとしては、知覚過敏を緩和させる歯磨きペーストの使用があります。市販のものも各種ありますが、内藤歯科ではMIペーストという歯磨き粉を、お勧めすることがあります。CPP-ACPの効果により、徐々に知覚過敏が収まっていきます。



一口に「知覚過敏」といっても、原因によって処置方法は変わってきますので、詳しくは専門の歯科衛生士さんへ一度ご相談ください。



 歯科治療のことなら
渋谷区初台のデンタルコンシェルジュ